労働環境を良くすることの必要性
大分県の日出町で社会保険労務士事務所を開業しております、森本と申します。
先週は、パワハラ対策セミナーを受講してきました。
個人的な実感として、田舎のほうではパワハラ対策の重要度に対する認識が、まだまだだなと感じています。
「えっ?パワハラで訴えられるのって東京とか大都市の話でしょ?田舎ではそんな事は起きないよ。」
というような受け止め方をしている方が意外と多いのです。
でも今は空前の採用難の時代です。
大分県でも有効求人倍率は1.5を超えています。
仕事に来てほしいと募集をかける企業より、就職したいと手を挙げてくれる人のほうが少ないのです。
そういった状況の中で、労働環境が良い会社とパワハラがある会社・・・。
同じような職種・待遇ならば、仕事を探している人がどちらに手を挙げようと思うかは一目瞭然ですよね。
労働環境が悪くなると退職者が増える事になります。そして一旦労働環境が悪いという噂が広まると、なかなか募集をかけても人は集まらなくなってしまいます。
今はSNSをはじめとして、情報の発信が非常に簡単になっています。そして働き方改革という言葉がメディアで何度も流れたので、労働者の意識も高まっています。
人手不足倒産という言葉も、現実味のある問題として取り上げられていますよね。
募集をかけても「そう簡単に人は手を挙げない」という強い危機感が必要な時代になっていると思います。
会社が存続するためには、やはり労働環境を良くしていく事が非常に大切ですし、その一環としてパワハラ対策も重要なのです。
働きやすい職場作りは、企業の最優先事項だと思いますし、セミナーを受けてその思いは一層深まりました。
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