記念式典
大分県の日出町で社会保険労務士事務所を開業しております、森本と申します。
先日大分県の社会保険労務士会主催で、社会保険労務士制度創設50周年の記念式典が開催され参加してきました。
節目の年に、開業社会保険労務士として参加することができ、身が引き締まる思いです。
50年という中で、「働く」という環境が変わっていき、それに合わせて経営者も労働者も生活の形を変えていきました。
特にここ10年、さらに言えばここ数年の間で、「働く」という言葉を取り巻く環境が急速に様変わりをしています。
つい10年前までは世界的な金融危機に端を発した不況で、事業主側が圧倒的に有利な求人状況だったと記憶しております。一つの求人に対して応募が殺到するような、そんな状況であったでしょう。
そういった時期あたりから、ブラック企業という言葉も世間一般に浸透しはじめたように思います。
そこからわずか10年。今は「人手不足倒産」という言葉もメディアで伝えられるようになりました。今ある仕事に対して働いてくれる人が足りない状況が出てきているのです。そして働き方改革関連法案など法律の改正も相次ぎ、報道も連日繰り返される中で世間もさらに「働く」という事に関心を寄せるようになってきています。
今は一つの求人に対して、全く応募のない状況も珍しくはありません。そういう状況の中で、大企業を中心として人材確保に躍起になっています。
また今までよりも幅広い人材を確保するために、「多種多様な働き方」「多種多様な立場の労働者の採用」といった施策を打ち出し、より柔軟な条件での労働者の採用も行われ始めています。
こういった世の中の大きな変化の中で、人材確保戦略に注力できる大企業が集積する東京ではなく、地方の大分県という場所においても、必要な人材を確保することができ、経営者も労働者も安心してイキイキと自分の仕事ができる職場を、関係する全ての方と一緒になって作っていく仕事をしていきたいと、改めて思いました。
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