スポーツカー好き・スーパーカー好きの社労士ブログ

若かりし頃、フォーミュラカードライバーのオーディションを受けて合格し、レーシングチームに所属した事もあるほどの車好きです。大分県の日出町で開業している社会保険労務士が、主に車について独断と偏見と経験に基づいて、それからたまに業務について綴っています。

車に込めたメッセージ

大分県の日出町で社会保険労務士事務所を開業しております、森本と申します。

この前車好き同士で談笑している時に、こんな話題になりました。

「特に少し古い時代の外車は、それぞれにそのメーカーの車づくりの思いが、徹底してそのメーカーの隅々まで現れているよね」


確かにその通りだと思いました。

私も10年から15年ほど前、その時は色々な車種に接する機会がありましたので、その時代のお話ということにはなりますが、

例えばあるドイツのメーカーは、ともかくドイツの速度無制限の高速道路を超高速で安全に移動させるために、自動車側でできる限りの事をするというのがひしひしと伝わってきましたね。ですから、ドアを閉めた時のカチっと感に始まり、ゆっくりと走るだけでもわかるハンドルの直進性、大きなパワーを安全に出力させる為の各種電子制御デバイスなどなど。

「ドライバーには余計な車の動きで不安や負担を与えず、ドイツの速度無制限の高速道路を超高速で安全に移動するための車」だという事を感じました。

反対にもう一つのドイツのメーカーは、エンジンの回り方、旋回時のハンドルの感じ、ブレーキの効き方など、

「車を運転するという行為に対して、ドライバーが危険でない範囲できちっと刺激を伝える事で、運転を楽しんでもらう」
という乗り味だと感じましたね。

長くなりそうなのでここらでやめておきますが、

「うちはこういった考えで製品を作っているんだ。だからそういったモノを求められているお客さんは、うちの製品を選べば間違いない」

というメッセージをきちっと車という製品に込めていて、そのメッセージがきちんと映し出されているのだと思います。そしてユーザーにもしっかりと伝わっているのです。

会社が「どんな目的で存在していて、だから何をしたいんだ」という事を明確にし、それがお客さんへはもちろん自社の全従業員にも伝わっている事は、本当に大事だと思います。誇りや共感といったものもこのメッセージから生まれるのではないでしょうか。

そしてそのメッセージこそ、企業理念や経営理念と呼ばれるものなのではないでしょうか。




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