大分県の車好き社労士です。
はじめまして。大分県の日出町という場所で社会保険労務士事務所を開業している森本と申します。
まずは何回かに分けて自己紹介をしようと思います。
小・中学生の頃、周りは芸能人とか音楽とかオシャレの雑誌をお小遣いで買っていた時に、チューニングカー雑誌とか輸入車雑誌を買っていた筋金入りの車好きです。
私が中学生くらいの時は、まだBNR32(いわゆるサンニーのGT-Rですね)が新車で販売されていた時期ですが、当時近くに住んでいたオーナーに「これ、Vスペなんですか?」からはじまり、ショック、スプリング、マフラー、タイヤの事などまるで取り調べのように色々と聞いていたように思います。
そんな車好きの少年は、高校生時代に大きな出会いを迎えることになります。
出会いといっても人ではありません。1本のビデオマガジンです。このころはまだビデオテープでした。
高校生の時初めて買った車のビデオが富士特集の巻でした。高校生の小遣いで2,000円弱のビデオテープは、かなり勇気のいる買い物だったのですが、その月の特集でフェラーリF355が収録されていたのです。雑誌では見たことのあるフェラーリ。でも実際に走っている場面は見たことがなかったので、清水の舞台を飛び降りる覚悟で購入しましたね。
そして、一発でフェラーリにハマる訳です。と言いますか、フェラーリ市販車史上最高の音と評する人も多いF355を一番最初に見てしまったのは、運命のいたずらとさえ思ってしまいます。およそ市販車とは思えないような、まるでF1サウンドを響かせるフェラーリ。そして速い。圧倒的に速い。当時の国産最速車たちとは次元の違う速さ。この瞬間、フェラーリが人生の目標の一つとなりました。
またそのビデオの中で、プロドライバーがフェラーリをはじめとして色々な車をテストコースでドリフトさせるコーナーがあったのですが、まぁものの見事にドリフトさせるわけですよ。それがまた衝撃的な光景で。ただただ凄い、かっこいいと思うばかりでした。
そして高校生時代の私の目標が定まるわけです。
フェラーリとドリフト。
ここから生活が変わりました。全く勉強をせずビリ付近をうろうろしていた成績だったのですが、「大学に行って思う存分サーキットを走る」という一般人には到底謎に感じるであろう目標を掲げて猛勉強を開始。志望校も「国際規格のサーキットにアクセスが良くて、近くに有名なチューニングショップが多い地域に所在地があり、尚且つそれなりに知名度がある大学」というこれまた一般的には謎な基準で決めました。まぁ表向きは「それなりに知名度がある大学で、楽しそうな所」と言ってましたけど、腹の内では車の事ばかり考えていたわけです。
次回へ続く。